PMSを本気で改善したい話
- Umi Yamaguchi
- 2022年3月29日
- 読了時間: 3分
有名な小説家・西加奈子は”それ”を「月に一回、股から血を流している」と表現する。文字にするだけで悍ましいけど、かく言う私も、そして皆も毎月戦っている。厳密に言えば、27日とか28日とか、そんな周期でくるんだから年に13回訪れることもある。
先に言っておくと、ここで「生理は辛いものだから理解してくれ」なんて言いたいのではない。厳密に言えば、分かってはほしいけど、一番私を分かってほしいのは私自身であって、その為にみんなと情報をシェアし合いたいと思っている。
例えば私は、ある時から毎年同じ時期に生理が遅れた。いつ血が垂れてくるかと常に生理用品を準備して、あらゆる可能性を考える。妊娠か、性病か。そうやって不安が募り、どんどんホルモンバランスが崩れていく悪循環が起きる。要するに最悪。
またとある時は、抑えきれない食欲に負けてケーキを食べた末に、罪悪感で号泣した。今となっては笑い話だけど、あの時は我慢が出来ない自分が嫌になったんだと思う。情緒ガッタガタ。
そんな私の生理は中学校2年の7月10日から始まり、もう10年以上の付き合いになる。
排卵期は熱っぽく頭痛がし、PMS期は「全員私の前から退け」と歩く凶器に化しつつ、「こんな私でごめんなさい」と懺悔もする。生理2~3日前から頭痛が始まり、生理前半はお腹と腰がズーンと重くなる。生理後半はかなりの過眠。これが10年以上付き合ってきた「生理」の私。
それもここ半年、どんどん酷くなってきているのが現状。
生理前の”懺悔”が「いなくなってしまいたい」に変わり、自己嫌悪で1日を無駄にする。薬を飲んでも頭痛が治らず、貧血で倒れることも多くなった。それでも、症状が重くなっていることを自覚したのはつい最近。やっと自覚して初めて友達に助言を求めた。友達は細かくアドバイスをしてくれて、それだけでなんとかなりそうな気がした。
シェアするって自分と向き合うことでもあるんだな、ってその時知って。
そう、体質改善が重要だって話を聞いて、すごくタメになったからシェアしておくね。

・カフェインをやめる
(紅茶はコーヒーよりカフェインが多い)
・朝食をとる
・鉄分をとる
(セブンイレブンの1日分の鉄分がとれるコーンフレークがおすすめらしい。鉄分はビタミンと同時にとると吸収しやすい)
・身体を温める
・ピルはいいもの
(以前ピルに挑戦したこともあるけど吐き気がひどく断念してしまったので、自分に合うピル探しをちょっと頑張ってみようと思う)
不調は排卵期から始まり、PMSを乗り越え、やっと生理が始まって終わるその時まで続く。もはや私たちはほぼ生理。生理大佐諸君、本当にいつもご苦労さま。
「ピル飲むんだ、遊んでるねー」
「つらいのは分かるけど、それでも隠してる女の子偉くない?」
「それ生理じゃなくて君の問題でしょ」
今までに言われたことがある言葉。別になんとも思ってないけど、ただはっきりと覚えているだけ。
私は私の「生理」をある程度理解し始めている。だけど「これは生理のせいだ」と認識できた瞬間に、つらさが相殺されるわけじゃない。
経験していないことを理解するのは難しい。人類みな平等、とは言うものの、男女の”造り”はこれでもかというほどかけ離れてる。
だからこそ自分をずっと好きでいるために、もっとシェアし合いたい。大好きな私のために。みんなが自分を好きでいられるように。”定期的に訪れる大嫌いな私”を大切にする方法がきっと見つかるはず。 「これいいよ!」とか「最近きつくて…」があったらちょっとシェアしてみて~!なにか改善のきっかけになるかも。私も体質から見直してみる!
Umi
Comments